リクルートエージェントを徹底検証。使い方も紹介!

「リクルートエージェントの評判はどうなのだろう」「悪い口コミもいくつかあるけど大丈夫かな…」と、気になっていませんか?

実際、リクルートエージェントは登録者数が非常に多い転職サービスであるため、自然と悪い口コミも多くみられますが、『利用前に知っておくべき注意点』を知り、上手く活用すれば、転職をグッと有利に進めることができます。

転職コンサルタントとして数多くの転職者をサポートしてきた私が、2ch、Twitter、さらに幅広い「年齢」「性別」「年収」「業界」で500人以上を対象にした独自アンケートをもとに、リクルートエージェントの悪い口コミ評判について整理し、検証しました。

リクルートエージェントに悪い評判がある3つの理由

リクルートエージェントの悪い口コミが目につくのは、いろいろ理由があります。

リクルートエージェントですんなり内定をもらえた人は2chや口コミサイトに書き込まないですし、逆に不満がある人は書き込みたくなるというのも1つの理由です。

ただ、そのほかにも、次のような理由があると考えられます。

  1. キャリアアドバイザーの質に波があるため
  2. 経歴がイマイチなのに高望みしているため
  3. 転職エージェントに頼り過ぎのため

それぞれ紹介します。

悪い評価の理由① キャリアアドバイザーの質に波があるため

リクルートエージェントはキャリアアドバイザーの質にかなり差があるようで、それが評価が分かれる大きな理由となっています。

それに、キャリアアドバイザーは1人で50人〜100人の転職者をさばいているので、能力キャパが見合っていない場合もあります。

もし、あまりに対応が悪いなら、代えてもらいましょう。(ネットから申し込みができます)

悪い評価の理由② 経歴がイマイチなのに高望みしているため

リクルートエージェントは求人の量・質ともNo.1と言えるほど充実していますが、それでも「ブラック求人をよく紹介される」というのは、求職者のキャリアに問題がある場合があります。

口コミをいろいろ見ていると、キャリアが優れている人は、良い求人をすんなり獲得しているようです。

転職エージェントは転職サポートをしてくれますが、経歴にゲタを履かせるようなことは無理ですし、良い求人がもらえないのは自分が原因かもしれないのです。

悪い評価の理由③ 転職エージェントに頼り過ぎのため

「リクルートエージェントに登録したけど、サポートしてくれない」というのは単に依存心が原因の書き込みに見受けられることが多いです。

転職は結局は自分の問題で、転職エージェントは助けてくれますが、最後は自分で決め、面接対策もじっくり考えて行かなければなりません。

また、「転職をじっくりやりたい」という人はそもそも転職エージェントが向いていない場合もあります。

リクルートエージェントは3ヶ月しかサポートしてくれませんから、ある程度急かされるのは当然なのです。

悪い口コミがあるから登録は止めておいた方が良い?

悪い口コミがあるからといって、リクルートエージェントに登録しないのはおすすめしません。

理由は3つあります。

  • リクルートエージェントは求人数が最も多いから
  • 無料で職務経歴書の添削や面接サポートセミナーを受けられるから
  • 良い担当者に当たれば、素晴らしいサポートを受けることができるから

リクルートエージェントが満足のいくサポートをしてくれなくても、求人情報にアクセスできるのは魅力です。

また、面談では転職のプロからアドバイスしてもらうことができます。

有料のサービスなら検討しても良いかもしれませんが、無料ですから絶対に申し込むのがおすすめなのです。

 

リクルートエージェント公式サイト

リクルートエージェントを最大限活用するための6ポイント

この章では、リクルートエージェントをより効果的に利用するためのポイントを6つお伝えします。

  • Point-1. 転職時期は最短可能日程で答える
  • Point-2. 担当コンサルタントをシビアな目でみる
  • Point-3. 経歴やスキルに嘘をつかない
  • Point-4. 推薦文は必ず確認する
  • Point-5. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
  • Point-6. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

順に見ていきましょう。

Point-1. 転職時期は最短可能日程で答える

キャリアコンサルタントも売上目標があり日々追われています。

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point-2. 担当コンサルタントをシビアな目でみる

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-3. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

Point-4. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1,000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではないコンサルタントの場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

Point-5. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

Point-6. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいものです。

優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWork』を利用して裏をとるようにしましょう。

 

上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

 

【図解】リクルートエージェント登録方法と内定を得るまでの全流れ

ここまで、リクルートエージェント活用のポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、リクルートエージェント登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう

面談の前後を含む、大きな流れは以下の通りです。

 

実際の面談の流れ通りに各ステップを詳しく解説していきます。

Step 1. webで会員登録

まずは「リクルートエージェント公式サイト」にアクセスし、会員登録情報を入力していきます。

 

登録する際は、『リクルートエージェント』なのか『リクナビNEXT』なのかを確認するようにしてください。

メールアドレスを入力すると、個人情報登録ページに移るので、各項目を埋めていってください。

項目を埋め終わったら、職務経歴・伝えておきたいこと(任意)を入力し、「内容確認に進む」をクリックします。

確認画面にてこれまでの入力内容が表示されるので、誤りや漏れがないかを確認し、修正する箇所がなければ「この内容で申し込む」をクリックします。

以上で、リクルートエージェントの申し込み(登録)は完了となります。

Step 2. 面談日程の調整

登録が完了すると、「登録完了しました」というメールが届きます。

次に、申し込みから7日以内に、リクルートエージェントからメールか電話で面談(キャリアカウンセリング)の日程調整について連絡がきます。

リクルートエージェントの面談は、曜日・時間などは問わず、土日、平日の夜なども含め、求職者の都合がつく時に実施してもらうことが可能です。

また、面談場所は全国各地にあるリクルートエージェントのオフィスになります。

リクルートエージェントの面談場所一覧

リクルートエージェントのオフィスは以下のように全国各地にあります。

自宅から最も近いオフィスを確認してみて下さい。

拠点名 住所 最寄駅
東京本社 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
  • JR東京駅八重洲南口から外堀通りを有楽町方面へ徒歩3分
  • 東京メトロ銀座線京橋駅から徒歩5分
北海道支社 北海道札幌市中央区北四条西5-1 アスティ45ビル 10階
  • JR線 札幌駅より徒歩3分
東北支社 宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー 11F
  • 地下鉄南北線仙台駅南2番出口より徒歩6分
  • JR仙石線あおば通駅2番出口より徒歩約8分
  • JR仙台駅西口より徒歩約9分
宇都宮支社 栃木県宇都宮市大通り4-1-18 宇都宮大同生命ビル 1F
  • JR宇都宮駅より徒歩7分
さいたま支社 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5 大宮ソニックシティビル 25階
  • JR線大宮駅 西口より徒歩5分
千葉支社 千葉県千葉市中央区新町1000番地 センシティタワー 7階
  • JR線 千葉駅 東口より徒歩1分
  • 京成千葉線 千葉駅より徒歩1分
  • 千葉都市モノレール 千葉駅より徒歩1分
西東京支社 東京都立川市曙町2-34-7 ファーレイーストビル7F
  • 多摩モノレール 立川北駅 北口より徒歩5分
  • JR線 立川駅 北口より徒歩6分
横浜支社 神奈川県横浜市西区高島2-19-12 スカイビル 16階
  • 各線 横浜駅より直結徒歩3分
静岡支社 静岡県静岡市駿河区南町18-1 サウスポット静岡 5階
  • JR線 静岡駅 南口より徒歩1分
名古屋支社 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4JRセントラルタワーズ42階
  • JR各線、名古屋市営地下鉄東山線・桜通線名古屋駅より直結
  • 名鉄名古屋駅、近鉄名古屋駅より直結
京都支社 京都府京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町88 K・I四条ビル 4階
  • 阪急京都線 烏丸駅 25番出口より徒歩1分
  • 地下鉄烏丸線 四条駅 2番出口より徒歩1分
大阪支社 大阪府大阪市北区角田町8-1 梅田阪急ビルオフィスタワー 31F
  • 阪急梅田駅より徒歩約3分
  • JR大阪駅より徒歩約4分
  • 阪神梅田駅より徒歩約3分
  • 地下鉄御堂筋線梅田駅より徒歩約2分
  • 地下鉄谷町線東梅田駅より徒歩約2分
神戸支社 兵庫県神戸市中央区磯上通8-3-10 井門三宮ビル 4階
  • 阪急 三宮駅 東改札口より海側徒歩5分
  • JR線 三ノ宮駅 中央口より海側徒歩5分
  • 阪神 三宮駅 南改札口より海側徒歩5分
中四国支社
岡山オフィス
岡山県岡山市北区駅元町1-6岡山フコク生命駅前ビル 4階
  • JR線 岡山駅 東口より徒歩3分
中四国支社
広島オフィス
広島県広島市中区八丁堀14-4 JEI広島八丁堀ビル 10階
  • 広島電鉄 八丁堀電停より徒歩1分
福岡支社 福岡県福岡市中央区舞鶴1-1-3 リクルート天神ビル 6階
  • 地下鉄空港線 天神駅 1番出口より徒歩5分
  • 福岡市地下鉄空港線 赤坂駅 5番出口より徒歩7分
  • 西鉄天神大牟田線 西鉄福岡駅 北口より徒歩7分

Step 3. 面談

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 内定をもらえそうな企業はどこか
  • 通過しやすい職務経歴書の書き方
  • 転職についての要望の深堀

面談で気づくことも多く、キャリアアドバイザーに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。

対面で話した方が、求職者と担当アドバイザーの相互理解が深まり、その後の関係性もスムーズになるので、初回面談はできる限り拠点に足を運ぶようにしましょう。

Step 4. 求人紹介

求人紹介は、面談(キャリアカウンセリング)での内容を踏まえ、電話やメール、会員専用ページで後日行われます。

ただし、紹介された求人に応募するかどうかは自由です。

紹介された求人が希望に合わない場合は、再度面談を申し込み、希望を伝えましょう。

Step 5. 書類添削・面接対策

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

また、応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。

あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

尚、書類・面接対策は、リクルートエージェントが提供する『職務経歴書エディター』や『面接力向上セミナー』といったサービスも活用しながら行なっていきましょう。

Step 6. 企業との面接

面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。

また、面接後も転職エージェントにフォローしてもらうことで、面接通過率をアップできる可能性があります。

ですので、面接後に届く「面接後アンケート」への回答や、担当エージェントへの連絡を通して、面接における懸念点を伝えておきましょう。

また、面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 7. 内定と退職サポート

内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう。

リクルートエージェントに関するQ&A

リクルートエージェントについてよくある疑問をQ&A形式にしてまとめました。

  1. リクルートエージェントはどの年齢層に強いですか?
  2. リクルートエージェントに断られる場合はありますか?
  3. 応募を急かされたら、どうすれば良いですか?
  4. 電話で面談しても良いですか?
  5. 悪いキャリアアドバイザーにあたったらどうすれば良いですか?

それぞれ紹介します。

 リクルートエージェントはどの年齢層に強いですか?

リクルートエージェントは年齢制限はなく、幅広い年齢層が利用しています。

リクルートエージェントに断られる場合はありますか?

次のような条件に当てはまる場合、仕事を紹介してもらえない場合があります。

  • 年齢と職務経歴が見合っていない
  • 中卒で職歴なし
  • 転職回数が多すぎる

断られた場合は、『doda』など他の転職エージェントに申し込むなどしてみましょう。

応募を急かされたら、どうすれば良いですか?

リクルートエージェントは3ヶ月のサポート期間なので、ある程度急かさせるのは当然です。

ただ、それでも焦って変な求人に申し込むのは意味がありませんから、その場合は「この求人のここがイヤです」と理由をしっかり話して断るようにしましょう。

それでもし、求人を紹介されなくなるようなら、見限って他の転職エージェントに切り替えるようにするのがベストです。

転職は人生でも重要なイベントですから、後悔しないようによく考えて応募するようにしましょう。

電話で面談しても良いですか?

電話でも面談を受けることはできますが、次のようなデメリットがあります。

  • スタッフの顔が見えず、信頼できるか不明
  • 電話では事実確認にとどまり、深いアドバイスはもらえない
  • 就職への熱意を伝えるのが難しい

対面の面談を受けた人の方が、電話で受けた人よりも大事に扱ってくれるそうです。

どうしても行けない場合に限り、電話面談にすることをおすすめします。

 悪いキャリアアドバイザーにあたったらどうすれば良いですか?

キャリアアドバイザーを変更してもらいましょう。

マイページ(Personal Desktop)からは変更できないので注意してください。

 

リクルートエージェント公式サイト

さいごに

リクルートエージェントの悪い評判について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

リクルートエージェントは、担当のキャリアアドバイザーの質によって満足度が大きく変わるという弱点がありますが、それでも求人の質・量ともに優れた転職エージェントであることには変わりありません。

職務経歴書の書き方のレクチャー、面接力向上セミナーなど無料で受けられますし、それだけでも転職者は利用する価値があるはずです。

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